ゴールドベルク変奏曲 -- Enjoy Music! ラルゴな音楽生活
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      バッハの名曲「ゴールドベルク変奏曲」
      この大曲の名演に必ず挙げられるグレン・グールドのCD
      32歳でコンサート活動を辞め、あとは録音のみに専念、バッハ弾きとしてあまりにも有名ですが、
      彼が録音したバッハの「ゴールドベルク変奏曲」
      23歳の録音と、49歳の録音を聴き比べてみると明らかな違いが・・・




      23歳というと日本でいうと大学を卒業した頃か・・・
      若さにあふれて躍動感があり、テンポも速め。
      49歳の時のは余分なものがすべてそぎ落とされ、シンプルな中にも神様が降りてきたのかと思えるような神々しささえかんじられる。
      この一年後、亡くなるのですが・・・



      そしてこれはグールド自身の言葉

      私の最初('55)の《ゴールドベルク》の録音と今回('81)の録音との違いは、第­15変奏のような、長い、ゆっくりとした変奏でよくわかります。 五度の反行カノンによ­る変奏です。
      二十六年前、私はあれをショパンの夜想曲のように弾いてしまいました。
      あ­の演奏をした人物をもはや認識できないのです。
      今の私にはわかるのですが、あの変奏に­はある種の強度があって、虚飾を施す必要がまったくない。
      ピアニスティックな、器楽的­な強度ではなく、精神的な強度です。
      (「グレン・グールード発言集」みすず書房より)


      人は肉体は衰えていっても精神は鍛えられるのかな。
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      Mie Fujii

      Author:Mie Fujii
      大阪豊中市にて音楽教室主宰
      山羊座 A型
      ピアノ教師として奮闘しつつ
      演奏活動も行っています
      年齢はTop Secret ですが…
      生徒に尋ねられると
      29歳もしくは100歳と
      答えることにしています

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